語学教育支援事業

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2019年10月21日より東洋大学では、秋学期の課外講座「日本語STEP UP講座」がスタートしました。
白山キャンパスでは様々な日本語レベルの留学生を対象とした複数の講座を開講しています。
今回は開講している講座の中で、最も易しい講座と最も上級の講座を紹介します。

「表現活動入門」

「表現活動入門」の講座では、日本語の勉強を始めたばかりの学生たちが入門レベルの会話を勉強しています。授業では日本語らしい発音の指導にも力を入れています。

まだ短い会話ですが、ペアになってロールプレイを行うこともあります。日本語での授業の理解が難しいときは、講師が英語を用いて指導します。

少人数のクラスを実践しているので、グループレッスンであっても講師が一人ひとりをじっくりと指導できます。

「上級会話」

「上級会話」の授業ではすでにJLPT－N1やN2を所持している学生に向けた会話の授業を行っています。
この授業では新しい文法などの習得には焦点を当てず、文化を意識した日本人の美徳とする会話表現の習得を目指します。会話表現にはそれぞれの文化が反映されますが、日本語の会話では避けた方がよい表現なども学習しています。

例：韓国では上下関係をはっきりさせるために年齢を聞くことは当たり前ですが、日本では失礼に当たります。
そのような場面では、どのような表現が好まれるか？など。

語彙や文法の習得だけでは身に着けることのできない文化的な側面を持つ会話表現は、すでに日本語上級レベルの学生でもさらに上のステップを目指すことのできる講座です。
そのため、「日本語STEP UP講座」の中でも人気のある講座となっています。

2019年 秋学期 講座概要

■講座開講期間
2019年10月21日（月）～2020年1月10日（金）

■講座開講キャンパス
白山キャンパス、川越キャンパス、赤羽台キャンパス

※講座は東洋大学から委託を受けて、東洋大学グローバルサービス株式会社とインターカルト日本語学校が協力して運営を行っています。